出産レポ その4 生まれる

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いきみ方を助産師さんが教えてくれる。

そう、そう、その調子

上手ですよ!

どんな状況でも褒められると調子にのるタイプなので、調子にのりいきむ。

そして、この苦しみを早く終わらせたいのでさらに力がはいる。

助産師さんが一人だったのに、気づくとにわかに、人数が、どやどやと増えていた。
医師もいるらしい。

というのも、私は苦しくて目を閉じていたので、そういった気配を感じたのだった。

古賀さん、目を開けて!

赤ちゃんの頭が見えてますよ!

と声をかけられる。

目を開けて、下を見ようとしたけれど、自分のお腹が邪魔して見えない(T_T)

次のいきみで出てきますよ!

と言われ

懇親の力を入れた。

そのとき、夫のことを思った。

そして、これからの新しい私たち家族のこと。

一緒に最高の人生を歩もうね!

最高の家族になろうね!と。

気づいたら、元気な産声が聞こえ、股間を見ると、活きのいい魚のように、手や足をばたつかせる我が子の赤い姿が見えた。

びっくりした。

自分が哺乳類なんだと実感した。

胸元に、一瞬、我が子をおかれ、なんともいえない気分に。

そして、一時して、きれいになった我が子を隣におかれ、初めてマジマジと我が子の姿を見る。

大きな目で私を見つめ、手を舌でペロペロなめる姿を見て、一気に愛しさが込み上げた。

始めまして。

私が、お母さんだよ。

と、べたな声かけをした。

陣痛が始まって、約12時間。

初産にしては、早かったねと医師や助産師さんに言われる。

続く

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