みなさま、こんばんは
一昨日、テレビで「母から子への手紙」という内容で、このようなエピソードがありました。
「あなたはAKB48の名前は全員覚えられるのに、日本の都道府県はなかなか覚えられない。
あなたが、40点のテストを自慢げに壁に貼っていたとき、母は驚きました。
そして、あなたのことを誇りに思いました。
あなたには、幸せになる才能がある。」
このお母様は、100点でなくとも、自分の中の最高点を誇りに思うお子様を褒めたのでした。
「○○は、こうあるべき」
「100点じゃないとダメ」
向上心を奮起させるような言葉でよいのですが、いきすぎると、この法は自分で自分の首を絞めることになります。
「理想の自分」や「理想の状態」がいつの間にか、架空の世界に大きくできあがり、そうできない現実の自分を、自分で責めるのです。
私は、これが割と強いほうです。
理想通りにいかないと、イライラしたり、落ち込んだり。
自分にダメだしをするのです。
でも・・・これって、ナンセンス!!
だって、勝手に自分で自分の理想を作って、そこにたどり着こうと必死でもがいてるのですから。
「○○であるべき」は独りよがりな価値観であって、状況や時代とともに変わるもの。
大事なのは、自分が、今、どの位置にいるのか、改めて確認すること。
そして、その場所から、自分がどうしたいのかを選ぶこと。
「○○すべき」という罪悪感のために前に進むのでなく、冷静になって、
そのポジションからどうしたいのか、自分の意志で決める。
理想を追いかける生き方は、素晴らしい。
でも、理想にたどり着けない度に、自分にダメだしして落ち込むのは、逆に非生産的。
落ち込んだからといって、本当に変われるでしょうか?
自分が、今、どのポジションにいるかを確認し、理想にいくためには、そこで、まずは何ができるか、と考えたほうが進むことができますね
このように偉そうに言う私は、今朝、実は、旦那さまと、ちょっとしたケンカをしてしまいました
お妃学講座を卒業したのに、サイテーです
そんな風にダメだして、早速落ち込みました。
でも、自分はダメだと落ち込んでも、何も変わらないのです。
そして、結婚して思うのですが、ダメだしって本当に独りよがりなんですよね。
自分だけの価値観でしかない。
前に進みたいとき、パートナーや周りはヒントを与えてくれているのに、そのダメだしが邪魔をするんです。
だから、私は理想を捨てて、こんな人間なんだと、まずは認めることにしました。
理想的でない状況も、そういう状況なんだと、まずは認めることにしました。
それから、改めて「だから、○○したい」という自分になることに決めました。
そして、そんな自分や状況が嫌なら、パートナーと協力して、また一から作り直そうと思いました。
これこそ、結婚のよいところです。
常に前向きな旦那さまに感謝です。
最初から理想の100点を目指して、自分をダメだしせず、ますは、自分の立ち位置を十分に知ることが大事だな、と思う日々です。
今日も最後までお読みくださってありがとうございました
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