※ このストーリー、登場人物は、全てフィクションです。
ストーリーの目的
このストーリーをお読み頂き、ありがとうございます。
私は、長年、結婚したいのに、なかなかできない女性のマインドをサポートしてきました。
しかし、実際は、結婚したいのか、したくないのか、ハッキリと実はまだ決めきれていない方、結婚に勇気がいる方、結婚したいのに男性が苦手な方など、結婚に前向きになれないモヤモヤとした理由をお持ちの方が多いのです。
そのため、結婚するしないは置いといて、そういったモヤモヤの部分を、一旦、フラットにして、そこから、自分が本当はどうしたいのか?を決めたほうが幸せな人生につながります。
悩みの渦中にいるときは、モヤモヤを言語化できず、また誰にどう相談してよいかもわからないものです。
でも、人のことはよく見えるもの。
だから、生き方に悩むアラフォーの主人公、真知子を通して、あなたのモヤモヤが何か、そして本当の気持ちに気づいて頂きたくて、このストーリーを作成しました。
ご愛読頂ければ幸いです。
私は、先の不安をかき消すように、サッとパソコンを開けて、仕事にとりかかった。
コーヒーを留美がそっと置いてくれた。
「ありがとう。」
留美は、黙ったままニッコリして、自分の机に戻った。
まるでロールスロイスに乗るような淑女のように、優雅に椅子に座り、パソコンをゆっくりと開けた。
留美の余裕が羨ましい。
留美にも、川口さんにも、確固たる未来がある。
私は、将来の不安で頭がいっぱい。
私の未来で決まっているものは何一つない。
それが私と「結婚組」をわけるものだ。
本当は、私だって、決まった何かがほしい。
でも、これまでの恋愛で、人の気持ち
特に男性の気持ちほど、移ろいやすいものはないと
痛いほど知った。
最初は、どの男性も私に熱く接してきたのに
付き合いだすと、急に温度が下がり私のもとを去っていくのだ。
男性に不信感を抱いていたし、そのうち、私は、恋愛が怖くなっていた。
どうせ、いつか失う。
どうせ、いつか私のもとを去ってしまう。
そんなとき、タカシは、私に優しく接してくれて、常に安定的に私に会ってくれた。
やっと私に愛を誓う男性が現れたのかな?
留美や川口さんには、永遠の愛を誓う男性がいる。
私と何が違うんだろう?
どうしたら、移ろいやすい男性のコミットメントを得られるんだろう?
私は、コーヒーを一口飲んだ。
ああ、そうだ。
私には、決まったものがある。
ただ、この会社と家の往復で終わる未来だ。
ゾッと寒気がした。
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「結婚したいかどうかわからない!」アラフォーから始める自分の人生を決めて幸せに生きるための法則
続く