こんばんは^^
ハッピーマリッジコンセルジュ幸華です。
浦島太郎。
竜宮城へ亀に連れられ、竜宮城での暮らしを楽しんだ後、浜に帰り、開けてはいけないといわれていた玉手箱を開けると・・・
老人になってしまう。
地上では、長い時間がたっていたのだ。
多くのアラフォー女性が、浦島太郎ではないだろうか。
私が婚活をはじめて、5年の日々が過ぎた頃・・・・
私は、後悔した。
恋愛をろくにしてこなかった自分を。
小学、中学、高校、大学、社会人と、本当は、積極的に「男子」と関わったり、恋愛をし、もっとたくさん泣くべきだった。
一度、恋愛に傷つくと、怖くて、怖くて、もう人を好きにならない。
自分の世界を守りたい。
だから、いいな、と思った人がその後現れても、なんとなく積極的になれない。
だから、常に受身になって、よってくる男性とお付き合いしても、なんとなく、楽しくなくなると、「自然消滅」をしていた。
私は、それらを「スマートな恋愛」だと思っていた。
でも、それらは、違った。
なぜなら、私は、一度も男性に、本気で向き合っていなかったからだ。
最後に、泣いたのは、付き合いが長かった人だけ。
それ以降、私は自分の心を閉ざしたのだ。
それから、数年たって、気付いて婚活したときには、すでに遅し。
私は30歳を過ぎていた。
私は、浦島タロ子だった。
竜宮城で、フワフワして、やっと結婚しないとマズイと気付いたときには、周りのステキな男性は既に結婚し、玉手箱を開けて見たのは、年齢を重ねた自分だった。
浜にあがった私は、起死回生すべく、必死だった。
ネットでの出会い、パーティーでの出会い、結婚紹介所での出会い。
でも、紹介されるのは、「イマイチ」な男性ばかり。
世間でよく言う、「イイ男」は既に誰かのものだと納得した。
まるで、閉店時刻近くに行ったレストランで、一番のオススメのものをください、と言い、「スミマセン。もう売り切れてしまったのです。」と言われて、「遅く来た自分が悪かったんですよね~^^;」と苦笑せざるをえない自分だった。
それでも・・・・なぜ、イマイチしかいない?
納得がいかなかった。
私は、自分がイケテイル女だと思っていた。
だったら、イケテイル男だって残っているのでは?
なのに、このワタクシが会いたいと思う人がいない。
年齢を重ねていても、私は、イマイチに今更、ひれふすことなどできない。
そう言いつつも、私はイマイチと会ってみるものの、私は、イマイチにさえふられた。
内心、わかっていた。
これは、今まで、本気で男性に向き合ってこなかったツケだと。
男性は、この私のキタナイ心を知っていた。
条件にあてはまらないない男性は、もはや、男性ではないと切り捨てていた私。
自分が息子を持ったら、年収などの条件がいいから結婚するという嫁は、お断りだろう。
私は、息子の本質を、生涯に渡って、愛してほしいからだ。
年収が悪くなれば、文句を言われたり、ポイ捨てされたのでは、たまらない。
本気で男性に向き合わなかった「ツケ」は、5年、私をモンモンとさせた。
しかし、30歳のときよりも、34歳になった私は、男性にもてていた。
私は、たくさんの男性に出会い、浦島タロ子を徐々に卒業していたのだ。
ということは、男性は、女性を若さだけでは選ばない、という実例でもある。
若さ以上に何が、男性をひきつけるか。
人間的な魅力だ。
懐の広さだ。
BEAMSの設楽社長は、テレビ番組の深イイ話で、こんなエピソードを披露していた。
大学時代の、裕福でおしゃれな先輩が、10年後に再会したとき、ぱっとしない服装で登場した。
しかし、先輩と話し、先輩が人生で家庭や仕事などの責任をもち、ファッションの楽しみを抑える必要があったことを知った設楽社長は、
「ああ、自分は、おしゃれを表面的なものでしかとらえていなかった。」と反省をした。
そこから、設楽社長の「おしゃれの定義」は、
「おしゃれとは、相手の気持ちがわかること」
だそうである。
相手の気持ちがわかるには・・・
相手の今の環境、気持ち、生き方・・・その人に実際に接触して初めて相手の気持ちがわかる。
それは、表面だけで判断してわからないものだ。
プロフィールに書いているお相手の年収、年齢、趣味で最初に判断して、審査員気取りになっていた私。
竜宮城でのほほんとしていたくせに、浜に出てきて、
本気で男性と向き合ったこともないくせに、自分の権利ばかりを振りかざし、
文句を言う私は、さぞ、「痛い女」だっただろう。
私は、お付き合いがうまくいっていた一流会社勤務、高学歴、高年収の男性に言われた。
「別に幸華じゃなくてもいい。」
私たちは、電話で、冷静にお別れをした。
これが、私が浦島タロ子をやめるキッカケになった。
こんなにも冷酷に、しかも、軽く、人を扱う人がいるのだ。
そして、それは、私だった。
問題は、私が、年齢を重ねたことではない。
問題は、私が、本気で自分とも、人とも向き合ってこなかったからだ。
問題は、私が自分で自分の人生の責任をとらずに、自分の人生を「しょってくれる人」を探していたことだった。
自分の人生の責任をとってこなかった私は、自分の鏡である彼、つまり自分に、まさに、「アンタじゃなくてもいいよ」と、「もはや、アンタは用なし。」と、最後のトドメを言われた瞬間だった。
それは、未来の自分からの最終宣告だった。
やっと、私は目を覚ますことができた。
私は、浦島タロ子として生きる覚悟を決めた。
私は、浜で、「私はここだ!!」と叫んだ。
私は、「くだらない人間だ!」と叫んだ。
私は、「私は、負けた!」と叫んだ。
私の足元の玉手箱に、私が与えられるだけの不器用で不細工な愛情をつめて、私は旅に出た。
私は、この玉手箱で自分と誰かを幸せにする、と決めて。
もう条件など、求めていなかった。
その玉手箱を開けた男性は、私の愛情を確信してくれた。
プロフィールのことなど気にせず、出会ったその男性の玉手箱を開けて初めて、不思議にも全ての私の求める条件をクリアしていたことに気付いた。
彼の玉手箱は、想像以上に、今も私に素晴らしい宝を見せてくれている。
そして、お互いの玉手箱に、2人の思い出という宝も増え、さらに輝きを増している。
浦島タロ子の婚活の旅・・・終わり♪
今日も最後までお読みくださってありがとうございました
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